20世紀少年漫画

2010年9月6日月曜日

秘密基地

秘密基地(ひみつきち)とは、周囲に知られないように建設または設置された拠点のことを指します。地形を利用したり、カモフラージュを施したりして建設する大掛かりなものから、アパートの一室にそれとなく入ってしまうものまでさまざまな規模のものがあり、また、子供の間で、部外者に知られたくない秘密の遊び場の意味です。


フィクションにおける秘密基地

スーパーヒーローが登場するフィクションにおいては、ヒーローの側の秘密の活動拠点、あるいは逆に悪に分類される側のそれを指す言葉として用いられる。基地の形態としては、カモフラージュされた巨大な地下施設であったり、外部からそれとわからないように一般のオフィスなどが改造されていたりするものも多い。

· ウルトラマンシリーズ
· 仮面ライダーシリーズ
· スーパー戦隊シリーズ
· サンダーバードなど・・・

フィクションに登場するヒーローや悪の手先の秘密基地をモチーフとする場合が多い。これは、スーパー戦隊シリーズをはじめとしたスーパーヒーローがよく採石場を思わせる場所で戦っていることも影響していると考えられます。

子供の遊び場としての秘密基地

子供の遊び場としての「秘密基地」は、上記を模して子供たちが作る秘密の遊び場を指します。

仲間内では大人や部外者へは、その存在や場所を秘密にする約束が交されることも少なくないが、必ずしも「秘密」であることにこだわりません。大人からみれば単に彼らが集まる場所に過ぎないことも多いようです。

このような秘密基地となりえる場所は、「公園の隅」や「空き地」などですが、「秘密基地」という、周囲には知られたくない気持ちが、より大きくなると廃墟となった建物や工事現場、資材置き場などといった、いわゆる危険な場所に作ることもあります。これは危険な場所に立ち入ってはならないという禁忌を犯すことで快感を得るという意味もあるようです。また、自宅内の狭隘な場所、例えば押入れ、納戸、倉庫や土蔵などに作ることもあります。

アメリカの少年の冒険と仲間たちの友情をテーマにした映画『スタンド・バイ・ミー』では、木の上に秘密基地があり、カードゲームに興じたりする場面が描写されている。また、同じく『トム・ソーヤーの冒険』では、洞窟の中に秘密基地を作る設定になっており、内部には金貨や武器弾薬や子供の玩具があり、誘拐した人質を幽閉するトムの未来の夢もある。

また『20世紀少年』など秘密基地自体がキーワード、舞台として登場する作品もあるが、この二作品は秘密基地が作った本人達に悲惨な結果をもたらしてしまうという特徴があります。 

戦後の復興から高度成長にかかる時代、町には空き地がいたるところにありました。今ではまず見かけることがなくなった土管は昭和のあの頃には空き地に必ずといってよいほど、置いてありました。鎮守の森や里山も茂っていたので、秘密基地作りには事欠かない最高の時代でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿